化学物質過敏症の方の下肢静脈瘤治療
[2022.05.20]
昨日5月19日2例目は、化学物質過敏症がある方でした。グルー治療は医療用接着剤という化学物質を血管内に投与する治療であり、この方には向きませんでした。ラジオ波焼灼術を選んでいただき、昨日無事終えました。熱で焼灼する部位に沿って、多く麻酔薬(TLA麻酔といいます)を投与しなければなりません。気持ち、多めに投与したつもりでしたが、焼灼中に「熱い」と感じられる場面ありさらに追加投与しました。多めに投与したのが、今度は少し裏目に出ます。自宅に帰られてから足のしびれ、感覚鈍麻が続いたようです。麻酔薬の効果が遷延したのかもしれません。が、就寝前にはなくなったとのこと。本日お元気に受診してくださり安堵しました。
「化学物質過敏症」は公的機関のホームページ上でも結構取り上げられてますね。ご参照ください。